ドラッカーの経営理論
JDR.株式会社の田中成和です。
ドラッカーの経営理論について紹介します。
全般経営者がマネジメントを行う上で知るべき経営理論は数多くあり、できるだけ学ぶのが良いことは誰しもが賛同するところですが、その中で外してはならないのは、ドラッカーの経営理論。
多くの経営者が座右の書として愛読していますが、その最も大事なポイントは、経営で儲けるとか、企業を永続的に発展させるということも一つの目標には違いないものの、ドラッカーが根本的に説いているのは、その企業で働く人の幸せを経営者は真摯に考えなくてはならないという哲学にあるという点になります。
そしてその哲学を広げていくと、一企業が永続的に発展していくということに留まらないで、社会全体が幸せになるためにはどうしたら良いかということ追い求めるということに繋がっているのです。
だから、彼はマネジメントには非営利法人も必要だと主張するし、穿った言い方をすれば、非営利法人こそマネジメントが必要ということになります。
つまり、マネジメントは利益追求とか経営基盤強化ということに留まらないで、社会の在り方や人としての在り方ということまで広がっているということなのです。