田中成和のブログ

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7Sのマネジメント理論の概要と実践例

JDR.株式会社の田中成和です。
7Sのマネジメントについて紹介します。

7Sとは、世界的なコンサルティングファームであるマッキンゼー・アンド・カンパニー社が提唱している、組織マネジメント理論です。
戦略(Strategy)・組織(Structure)・システム(System)・スキル(Skill)・人材(Staff)・スタイル(Style)・価値観(Shared Value)という、7つの要素から成り立っており、頭文字をとって7Sとしています。

経営は1つの要素で構成されているのではなく、関係する全ての問題を考慮しなければならないという理論です。
そして7Sは、比較的変更が可能な「ハードの3S(戦略・組織・システム)」と、変更に時間がかかる「ソフトの4S(スキル・人材・スタイル・価値観)」に分類されます。

この7Sに基づいて、現状分析・問題点の抽出・戦略立案・フィードバックなどが行われ、経営方針が決定していきます。
具体例としては、インテリア業界の最大手である株式会社サンゲツが挙げられます。

サンゲツでは営業担当者の残業時間や休日出勤が多いという課題を抱えていましたが、7Sに当てはめて問題点を分析し、業務のクラウド化によって改善に成功しています。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和