プロパティ・マネジメントは新たな不動産のマネジメント手法
JDR.株式会社の田中成和です。
マネジメント理論について紹介します。
プロパティ・マネジメントは、新たな不動産のマネジメント手法として注目を集めている方法です。
これまでの不動産のマネジメントでは家主と様々な項目に関して取り決め、その範疇において効果的な管理を行うことが中心となっていました。
そのためそれぞれのマネジメント会社が自分の範疇のみを確実に実行すると言うスタイルに終始しており、その取りまとめを家主が行わなければならないと言う問題が生じていたのです。
プロパティ・マネジメントは、様々な不動産を知り尽くしたマネジメント会社が総合的にこれらを管理することが大きなポイントとなっています。
例えばアパートの経営などを受託した場合、これまでは単純に家賃の管理や入居の管理などを契約に従って行い、空室リスクの管理や営繕の問題等は他の企業が家主の指示によって行うことになっていましたが、プロパティ・マネジメントの考え方ではそのすべてを家主に成り代わって行うことがポイントとなっているのです。
それぞれの不動産の状況に合わせて柔軟なマネージメントを行うことが、プロパティ・マネジメントの特徴です。