田中成和のブログ

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マネジメントにおける経営的意思決定

JDR.株式会社の田中成和です。
マネジメント理論について紹介します。

一般的に企業における経営的意思決定は、認識・洞察・予測・評価・選択・実施という各段階から成り立ちます。
この決定は経営者や重役だけでなく、一般社員も行います。どの段階も重要ですが、マネジメントでは特に選択段階が大きな意味を持ちます。

この段階で目的の明確化や基本案・代替案の作成がされていれば、ビジネスの最適化を図ることが可能です。
つまり、小売業であればターゲット層や最善の売り方を決めることができますし、広告業界ならば多様な演出方法から選ぶことができます。

もちろん、クレーム対応や不祥事の謝罪会見などにも応用されています。
しかし実際の意思決定では、様々な事情が複雑に絡み合うため、明確な段階分けは困難です。
そのため最近では意思決定支援システムやエキスパートシステムなどが利用されています。

こうしたシステムを採用する企業が増加傾向にあります。
さらに高度な意思決定が可能なシステムも開発中であるので、これまで人間の思考や経験に基づいていた経営的意思決定は、新たなレベルに足を踏み入れているといえます。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和