田中成和のブログ

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ビジネス用語「シュリンク」について

JDR.株式会社の田中成和です。
ビジネス用語について紹介します。

シュリンクとは直訳すると「縮む」「縮ませる」「縮小」「圧縮」「収縮」などの意味で、ビジネス用語ではユーザーが似たようなサービスを利用することで市場が縮小していくことを意味しています。
商品やサービスにおけるニーズが減退していくと、それらのニーズを満たすサービスや商品が売れなくなり商圏が小さくなっていきます。

この言葉は同じビジネスでも使い方は違っていて、例えばIT業界であればデータなどを「圧縮」し半導体のサイズを小型化するという意味でつかわれるのです。
ITにおいて膨大なデータは処理するために利用する半導体の性能が高まれば、小型化が可能になります。

昔の携帯電話はハンドバッグのように大きかったですが、今では手のひらに収まるサイズのものもあります。
これはまさに半導体シュリンクによって、小型化に成功した事例といるでしょう。このように良い意味でも悪い身でも使われる言葉であり、小さく縮小していくことが必ずしも悪いだけでは無いということです。

似たようなサービスによって縮小するなら、まったく別の付加価値を加えれば良いという考えも出来ます。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和