田中成和のブログ

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ハーマンモデルのマネジメントの応用について

JDR.株式会社の田中成和です。
マネジメント理論について紹介します。

ハーマンモデルは神経心理学者である、ロジャー・スペリーの研究成果をもとに人の思考の特性をビジネス分野で応用した手法でネッド・ハーマンという人物が開発したものです。
「利き腕」という言葉がありますが、ハーマンモデルは脳の志向を分類しその人の特徴を把握することで自己理解や他社理解、マネジメントへの応用をしています。

例えばよく右脳は感覚的、左脳は論理的と言われますがハーマンモデルでは脳を4つの部位に分け部位ごとの機能をマッピングしています。
1つ目は論理的・分析的・事実重視の「左大脳半球」で2つ目は「全体的・直観的・総合的」右大脳半球、3つ目は「計画的・順序だった・系統だった」辺縁系の左半分で4つ目が「対人的・感覚的・運動感覚性」の辺縁系の右半分です。

もし論理的な左大脳半球の人物であれば、物事を論理的に話せば理解が深まります。
逆に感覚的で対人的な辺縁系の右半分が特徴の人物であれば思ったことを言葉にしたり、質問や話にしっかり耳を傾けてあげることでより理解や信頼感を高めることができます。

一度覚えるとシンプルな仕組みなので、すぐに実際の仕事に生かすことができるのが魅力の一つです。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和