田中成和のブログ

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会議や研修のマネジメントに役立つアイスブレイク

JDR.株式会社の田中成和です。
マネジメント理論について紹介します。
アイスブレイクとは緊張感のある場で、参加者をリラックスさせるために行う工夫のことをいいます。
和ませるという意味のブレイク・ジ・アイスを語源としていて、使用シーンと方法にはバリエーションがあります。

具体例をあげると、会議のはじまりにファシリテータがひとりで気の利いた冗談をいうことや、研修の参加者全員で行う仕事以外の内容限定の自己紹介、商談の間に時事的な話題をしてから本題に戻すことなどがあります。
場を和ませるテクニックですから、マネジメントを意識せずに日頃行っている人も少なくないでしょう。

しかし会議や研修を前に進める役目を任される人であれば、こういったテクニックを意識的に学ぶことも必要です。
特に参加者全員参加型のアイスブレイクは、事前にパターンを仕込まずに実行することは難しいです。

仕込み実践し反省して改善案を実行する、PDCAサイクルを回して有効なアイスブレイクを探していくのが賢明です。
大手食品メーカーの研修では、開始直後の15分間に名刺を使った他己紹介で緊張を解しています。

研修内容が物流や保管、包装などのかたい内容なだけに、肩の力を抜くことを重視しているのです。
大企業の研修は参加者の大半が初対面同士ですから、冒頭のアイスブレイクはとても有効です。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和