田中成和のブログ

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ブレンディッドラーニングの概要と人材マネジメントでの実践例

JDR.株式会社の田中成和です。
マネジメント理論について紹介します。

ブレンディッドラーニングとは、人材マネジメントで用いられる指導方法の一つです。
単一ではなく複数の手法を組み合わせて、それぞれの手法のメリットを最大限に活用する学習形態のことをいいます。

手法は大きく分けて5つです。「動画・写真・SNSなどの学習コンテンツ」や「学習活動(講義・アンケート・テスト)」だけでなく、「学習者」「認知科学・脳神経科学・心理学といったセオリー」「提供方法(オンライン・オフライン・一方向・双方向)」といった様々な手法があり、多様な組み合わせが可能となっています。

また、ブレンディッドラーニングの効果は心理学・認知科学・行動科学などから明示されているため、感覚的な運営に頼らないで学習効果を高めることができます。
このブレンディッドラーニングの実践例として、集合研修とeラーニングの組み合わせが挙げられます。

スキルの習得や学習の動機づけを集合研修で行い、知識の習得はeラーニングで行うのです。
これにより、知識一辺倒になるリスクが軽減されます。
つまりブレンディッドラーニングは、柔軟な人材育成に不可欠な指導方法であるといえます。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和